2024年11月9日(土)
ACT cafeにて開催された
百華 ワンマンライブ"MOON SET"
こちらのライブの感想になります。
それでは
目次
歴史を辿りながら
caféと名の付く会場ということもあり、落ち着いた空間の会場。ほぼ満席の状態だったこともあり、ゆったりできそうな後ろの席で拝見しました。既に埋まっていたのもありますが、前列とステージはかなり近い距離だったので、いざ確保したとしても緊張して、その緊張感に引っ張られそうでした笑。シンガーソングライターとしての活動を一時休止するということもあり、活動当時から追いかけているようなお客さんが多い印象。そんなアットホームな雰囲気に包まれて始まります。
最初は「宇宙列車」から始まります。全ての曲を把握しているわけではないので、この曲も初見になりましたが、かなり好きな曲でした。こういう新しい曲との出会いもライブならでは。ライブ終わりに速攻で調べましたね。今回のライブは、曲を作り始めてから今に至るまでの歴史を辿る形式でセトリを組んでいるということで、当時の曲から最新曲までなぞることのできる内容となっていました。自主制作CDに収録されていた音源も披露されていました。CDの存在は当時から知っていましたが、買うことができずじまいだったので、やっぱりこういうのは思い立ったら行動しないとなと改めて実感、、。
2022年にライブを初めて見に行ったのですが、その時に聞けなかった「カルタ」を現地で聞くことができました。百華さんの表題曲みたいなものだと勝手に思っているので、休止前に聞くことができて良かった。アコースティックギターと歌声のパワフルさが目立つ曲で、弾き語りをする人間としては参考にもなる楽曲です。アコースティックでもこういうパワーのある曲って良いですよね(´▽`)
そして「カルタ」とは少し雰囲気が変わりますが、「群青ソース」と続きます。YouTubeに初めて投稿されたMV。こうしてみると、歴史を辿るセトリにしてもらえているので、自分が楽曲にハマってたシーズンみたいなのがわかりますね。“愛情は群青色に染まって”このフレーズが一発目に来るのがとても良い。
前回のライブで聞いてから好きになった「落ちるところまで」。歌詞がストレートに入ってくるので印象に残っているような気がします。書き出すと全文書いてしまいそうなのでアレですが、サビの歌詞がとても好きです。最後は「セイハロー」で締めくくられました。これもまたいい曲でした。
またどこかで
アンコールで披露されたのは「僕のため」(間違ってるかも…)。後半パートの落ち着いた雰囲気とはまた変化のある楽曲で、お客さんの手拍子も相まってアンコールらしさがとても良かったです。
歴史を辿るセトリということで、ある意味ベストアルバムを聞いているような感覚で楽しむことができました。好きな曲もほとんど聞くことができて良かったです。いろいろとライブに参加することはありましたが、弾き語りワンマンというのはこれが初めて。ワンマン以外の構成は何度かありましたが、やはりバンド形式と違って弾き語りオンリーは落ち着いて楽しむことができます。その分、楽曲そのもの以上にアーティストの表現が好きかどうかが如実にでるなと思いました。バンドサウンドの音源が好きだと、物足りなさもあるでしょうし、聞けるだけの何かがないと楽しみ切れないところもあると思います。ライブこそあまり参加できたわけではありませんが、今回の弾き語りワンマンはとても楽しむことができました。歌の表現やアコースティックギターの表現が最高でした。改めて良いなと思えましたし、勉強にもなりました。
最後、物販をご本人が担当されるということで少しお話することができました。ほかのお客さんがライブ歴の長い人ばかりだった感じなので、かなりハードルは高かったのですが、、笑。FGOフェスがかっこよかったことや、BUMPの話もすることができました。また再開することがあれば、その時は素敵な曲をお待ちしています。
ではでは。